患者さんはおおよそ300万人?
てんかんの「有病率」はおおよそ1%です。
このてんかんの有病率というのは、
一時点においててんかんのある人の割合になります。
ですので、
日本にはおおよそ100万人の患者さんがいることになります。
ちなみに、
この有病率は男性の肺がん、女性の乳がんと同じくらいです。
ところが、
てんかんの生涯における「累積罹患率」はおおよそ3%になります。
このてんかんの生涯における累積罹患率というのは、
一生涯においててんかんのある人の割合になります。
ですので、
てんかんの「ある」人と「あった」人を合わせると、
日本にはおおよそ300万人の患者さんがいることになります。
てんかんがよくある病気のひとつであることがわかります。
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参考文献
World Health Organization (WHO): Atras: Epilepsy in the world 2005.
http://www.who.int/mental_health/neurology/Epilepsy_atlas_r1.pdf