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てんかんとは?

2012年11月12日 (月)

患者さんはおおよそ300万人?

てんかんの「有病率」はおおよそ1%です。
このてんかんの有病率というのは、
一時点においててんかんのある人の割合になります。
ですので、
日本にはおおよそ100万人の患者さんがいることになります。
ちなみに、
この有病率は男性の肺がん、女性の乳がんと同じくらいです。

ところが、
てんかんの生涯における「累積罹患率」はおおよそ3%になります。
このてんかんの生涯における累積罹患率というのは、
一生涯においててんかんのある人の割合になります。
ですので、
てんかんの「ある」人と「あった」人を合わせると、
日本にはおおよそ300万人の患者さんがいることになります。

てんかんがよくある病気のひとつであることがわかります。

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参考文献
World Health Organization (WHO): Atras: Epilepsy in the world 2005.

http://www.who.int/mental_health/neurology/Epilepsy_atlas_r1.pdf

2012年11月10日 (土)

てんかんは脳の不整脈

あらためて、
てんかん」とはなんでしょうか?

私としては、
てんかんとは脳の不整脈である
と言えると考えています。

てんかん」と「不整脈」、
この2つには多くの共通点があります。

まず、
脳も心臓も電気の波によって働いています。

そして、
その電気の波の乱れが、
脳では「てんかん」を、心臓では「不整脈」をおこします。

ですので、
てんかん」でも「不整脈」でも、
電気の波を調べる検査をします。

てんかん」では「脳波検査」、
「不整脈」では「心電図検査」です。

ちなみに、
脳波検査は英語でelectroencephalography (EEG)、
心電図検査は英語でelectrocardiography (ECG)、
"encephalo"(脳)と"cardio"(心臓)の違いだけです。
実際に、
脳波検査は「脳電図」検査とも呼ばれていました。

脳も心臓も電気の波の乱れが軽ければ症状はでません。
てんかん」では「発作間欠期のてんかん波」、
「不整脈」では「期外収縮」や「心房細動」など、
です。

しかし、
脳も心臓も電気の波の乱れが強ければ症状がでます。
短時間であれば、
てんかん」では「ミオクロニー発作」や「欠神発作」など、
「不整脈」では「期外収縮の頻発」や「短時間の心室頻拍」など、
です。
そして、
長時間であれば、
てんかん」では「複雑部分発作」や「全般性強直間代発作」など、
「不整脈」では「長時間の心室頻拍」や「心室細動」など、
です。

てんかん」も「不整脈」も、
電気の波の乱れを防ぐ薬で治療します。
てんかん」と「不整脈」の治療に同じ薬が使われることもあります。
有名な「キシロカイン」という薬です。
(この薬は痛みの電気の流れを止めるために局所麻酔としても使われます。)
また、
てんかん」の薬を極端に何倍も内服してしまうと、
心臓への副作用が心配されるのもこのためです。

どうでしょうか。

まさに、
てんかんとは脳の不整脈である
と言えると思いませんか?

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2012年11月 9日 (金)

脳と電気とてんかん発作

[てんかん発作] ブログ村キーワード


それでは、
脳はどのようにして働いているのでしょうか?
そして、
脳はどのようにしててんかん発作を起こすのでしょうか?

その答えのひとつは、
脳は電気の波により働いている
にあります。

前頭葉に電気が流れることにより、
手足などを動かすことができます。
話しをすることもできます。

側頭葉に電気が流れることにより、
感情が生まれ、記憶を蓄えることができます。
耳から電気が流れてくることにより音を聞くことができます。

頭頂葉に手足などから電気が流れてくることにより、
痛みや熱さなどを感じることができます。

後頭葉に目から電気が流れてくることにより、
物を見ることができます。

ところが、
何らかの原因により、

脳に余分な電気の波が流れてしまうことがあります。
これが「てんかん波」です。

そして、
この電気の波が症状を引き起こすことが、
てんかん発作」ということになります。

動画をご覧になってください。

動画(画像をクリック):脳の電気の波とてんかんの波
(「スマートフォン表示」の方は「PC表示」に切り替えるとご覧になれます)

Brain_epileptic_activity_movie

前半部分では緑色から黄色の電気の波がランダムに流れています。
これは普段から脳のさまざまな所が電気により働いていることを示しています。

Brain_normal_activity

しかし、
後半部分では突然に赤色の電気の波が右脳の前頭葉(画面の左側)に流れます。
これは強く乱れた余分な電気の波であり「てんかん波」を示します。

Brain_epileptic_activity

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2012年11月 8日 (木)

脳の働きとてんかん

てんかん発作」とはなんでしょうか?
また、どうして「てんかん発作」が起きるのでしょうか?

てんかん発作を理解するためには、まずは脳の働きを知る必要があります。

動画と図をご覧になり脳のイメージを作り上げてください。

動画(画像をクリック):脳と頭
(「スマートフォン表示」の方は「PC表示」に切り替えるとご覧になれます)

Brain_and_head_movie

脳は大きく
・前頭葉
・側頭葉
・頭頂葉
・後頭葉
にわけることができます。

Brain_left_lobe

そして、おおまかには、
・前頭葉には手足などを動かす働きと話しをする働き
・側頭葉には記憶や感情に関わる働きと音を聞く働き
・頭頂葉には痛みや熱さなどを感じる働き
・後頭葉には物を見る働き
があります。

このことが、
てんかん発作によりさまざまな症状がでる理由となります。

前頭葉にてんかん発作が起きると、
勝手に手足などが動いてしまいます。
話しができなくなることもあります。

側頭葉にてんかん発作が起きると、
既視感(デジャブ)や恐怖などを感じ、意識が遠くなり記憶がなくなります。
あるいは、音が聞こえることがあります。

頭頂葉にてんかん発作が起きると、
「ビリビリ」した感覚などを感じます。

後頭葉にてんかん発作が起きると、
光や色が見えたり、何も見えなくなったりします。

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2012年11月 7日 (水)

てんかんの定義

[てんかん] ブログ村キーワード


てんかん」とはなんでしょうか?

てんかんにはいくつかの「定義」があります。

その代表は、世界保健機関(WHO)による、
てんかんとは、種々の成因によってもたらされる慢性の脳疾患であって、
大脳ニューロンの過剰な発射に由来する反復性の発作(てんかん発作)を特徴とし、
それにさまざまな臨床症状及び検査所見がともなう。
という定義です。
これは、医学的な定義になります。

また、最近(2005年)になり、
国際てんかん連盟(ILAE)と国際てんかん協会(IBE)の連名により、
てんかんとは、てんかん発作をひき起こす永続的な素因と、
その状態による神経生物学的、認知的、心理学的、社会的帰結により
特徴づけられる脳障害である。
このてんかんの定義は少なくとも1回のてんかん発作を必要とする。」(文献1、さむ訳)
という定義が提唱されました。
これは、医学的側面のみならず社会的側面も包括した、医師と患者の両者による定義です。

さらに、最近(2010年)には、
日本神経学会によりてんかんのガイドラインが改訂されるなかで、
てんかんとは慢性の脳の病気で、大脳の神経細胞が過剰に興奮するために、
脳の症状(発作)が反復性(2回以上)に起こるものである。
発作は突然に起こり、普通とは異なる身体症状や意識、運動および感覚の変化が生じる。
明らかなけいれんがあればてんかんの可能性は高い。」(文献2)
と定義されました。
これは、医師向けのガイドラインですが、わかりやすい言葉で定義しています。

これらの定義からは、
てんかんとは、てんかん発作を繰り返す慢性の脳の病気である
と言えるでしょう。

なお、一般的には、
てんかん発作」が少なくとも2回以上は繰り返されなければ、
てんかん」とは診断されません。
初めててんかん発作を起こした人が再びてんかん発作を起こす可能性は、
おおよそ5割に過ぎないからです。
ただし、再びてんかん発作を起こす可能性が高いと判断された場合には、
1回のてんかん発作でもてんかんと診断されることもありえます。

それでは、「てんかん発作」とはなんでしょうか?
また、どうして「てんかん発作」を起こすのでしょうか?

少しずつ書きすすめてまいりたいと思います。

以下のウェブサイトも参考にされてください。

日本てんかん協会
http://www.jea-net.jp/tenkan/tenkantoha.html

日本てんかん学会
http://square.umin.ac.jp/jes/qaa.html

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参考文献

[1] Fisherら:Epilepsia 2005:46;470-472

[2] 「てんかん治療ガイドライン」作成委員会編:てんかん治療ガイドライン.pp.1-16,2010
    
http://www.neurology-jp.org/guidelinem/epgl/sinkei_epgl_2010_02.pdf

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