2012年アメリカてんかん学会総会:乳児重症ミオクロニーてんかん(ドラベ症候群)の治療
乳児重症ミオクロニーてんかん(ドラベ症候群)の
治療に関連した発表がありました。
VAGAL NERVE STIMULATION; EFFECTIVENESS
IN CHILDREN WITH DRAVET SYNDROME
演題:
「迷走神経刺激療法:ドラベ症候群の子どもにおける効果」
概説:
迷走神経刺激療法により、
6名のうち3名で発作が50~75%減少した。
さらに1名では発作の回数は不変であったが時間が短縮し、
ジアゼパム注腸と救急外来受診の回数が減少した。
「迷走神経刺激療法」は、
日本でも2010年より保険の適応となりました。
この発表はわずか数名の患者さんへの試みであり、
今後はより多くの患者さんへの試みが必要ですが、
新たな治療法として期待されます。
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