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てんかんの豆知識

2012年12月25日 (火)

てんかんと聖書とケトン食療法

てんかん聖書の中にも書かれており、
『マタイによる福音書』の中には、
ケトン食療法」の原型となる「断食」についても書かれています。

欽定訳聖書/ジェイムズ王訳(King James Version)
欽定訳聖書/ジェイムズ王訳(King James Version)
(Public domain, PD-US


『マタイによる福音書』


17章14節   
一同が群衆のところへ行くと、
ある人がイエスに近寄り、
ひざまずいて、

17章15節
言った。
「主よ、息子を憐れんでください。
 てんかんでひどく苦しんでいます。
 度々火の中や水の中に倒れるのです。

17章16節   
 お弟子たちのところに連れて来ましたが、
 治すことができませんでした。」

17章17節   
イエスはお答えになった。
「なんと信仰のない、
 よこしまな時代なのか。
 いつまでわたしはあなたがたと共にいられようか。
 いつまで、
 あなたがたに我慢しなければならないのか。
 その子をここに、
 わたしのところに連れて来なさい。」

17章18節   
そして、
イエスがお叱りになると、
悪霊は出て行き、
そのとき子供はいやされた。

17章19節   
弟子たちはひそかにイエスのところに来て、
「なぜ、わたしたちは悪霊を追い出せなかったのでしょうか」と言った。

17章20節   
イエスは言われた。
「信仰が薄いからだ。
 はっきり言っておく。
 もし、
 からし種一粒ほどの信仰があれば、
 この山に向かって、
 『ここから、あそこに移れ』と命じても、
 そのとおりになる。
 あなたがたにできないことは何もない。」

17章21節
(底本に節が欠けている個所の異本による訳文)
しかし、
この種のものは、
祈りと断食によらなければ出て行かない。


引用
日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』    マタイによる福音書17章14節~21節
http://www.bible.or.jp/index.html


ただし、
『マタイによる福音書』17章21節については、
「(底本に節が欠けている個所の異本による訳文)」との注釈があるように、
さまざまな議論があるようです。

よって、
その節のある聖書は、
欽定訳聖書新ジェイムズ王訳(New King James Version)
などに限られているようです。

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2012年12月24日 (月)

Happy Holidays!!とてんかんとパープルリボン

今年も残り少なくなりました。
みなさんのこれまでのご支援に
あらためて感謝を申し上げます。


てんかんのアウェアネス
リボン(awareness ribbon)には、
主にパープルリボンや、他にラベンダーリボン、シルバーリボンがあります。

参考
Wikipedia:アウェアネス・リボン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3


どうか良い休日をお過ごしください。

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2012年12月11日 (火)

てんかんとノーベル博士

アルフレッド・ノーベル博士(1833年~1896年)は、
「ダイナマイト」の発明と「ノーベル賞」の設立でよく知られていますが、
子どもの頃に「てんかん」があった
といわれていることは
日本ではあまり知られていません。

Alfred_nobel
(Public Domain, PD-US

参考
Wikipedia:アルフレッド・ノーベル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB

彼は子どもの頃はとても体が弱かったそうです。

彼は18歳のときに自らのことを詩を書いています。

"You say I am a Riddle"
My cradle looked a deathbed,
and for years a mother watched with ever anxious care,
so little chance, to save the flickering light,
I scarce could muster strength to drain the breast,
and the convulsions followed,
till I gasped upon the brink of nothingness
- my frame a school for agony with death for goal.

「私はなぞであるとあなたは言う」
私の揺りかごは死の床のようだった。
そして何年ものあいだ母はいつも心配して見ていた。
点滅する光から切り抜けられる見込みはあまりなかった。
私は息を吐き出す力をほとんど奮い立たせられなかった。
そしてその後にはけいれんが起こった。
虚空の間際にあることを把握するまで。
私の体は死の終着の苦悩のための学校であった。
(さむ訳(より良い訳をご教示ください))

のちに、
レノックス・ガストー症候群」で知られている
アメリカのてんかん医師であるウイリアム・レノックス博士が、
その著書の中でノーベル博士にてんかんがあったことを言及しています。

参考(英語)
Deutches Epilepsiemuseum Kork
http://www.epilepsiemuseum.de/english/prominen/nobel.html

おそらくは、
特発性」の「光感受性てんかん」の一型ではないかと推定されます。

初めての抗てんかん薬である「臭化カリウム」が、
1857年に報告される以前の時代になります。

ちなみに、
彼は1870年に
「ノーベル産業有限会社(Nobel Indusrtries Limited)」
という会社を設立しました。

そして、
そのグループ企業である「ノーベルファーマ」が、
2008年にけいれん重積の治療薬である
「ノーベルバール」の発売を開始しています。

参考
日経メディカルオンライン(2008年11月27日付):
日本発の静注用フェノバルビタール製剤が道場
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200811/508658.html
Wikipedia:ノーベルファーマ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%9E

ノーベル博士は彼を世に出した「ダイナマイト」をなくしたいと願い、
「ノーベル賞」を設立したとされています。

私たちはいつか「てんかん」がなくなることを願っています。
(その意味で医師の最大の仕事はその仕事をなくすことですね。)

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2012年11月22日 (木)

てんかんの専門医の探し方

この記事は前の記事の補足になります。

「てんかんの豆知識―専門医のかかり方」
http://kodomonotenkan.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-9060.html

てんかんを診療している科は、
・小児科
・神経内科
・精神科
・脳外科
になります。

ですので、
子どもの場合には、
まずは「小児科」を受診します。

その上で、
てんかんを専門とする、
専門医」を受診する必要がある場合には、
・てんかん専門医
・てんかんを診療している小児神経専門医
のどちらかを受診します。

なお、
小児科医の場合には、
まずは、
小児科医が「小児科専門医」となり、
そして、
その小児科専門医の一部が「小児神経専門医」となり、
さらに、だいたいは、
その小児神経専門医の一部が「てんかん専門医」となります。

ですので、
小児科の「てんかん専門医」は、
すでに「小児科専門医」であり、
さらにだいたいは「小児神経専門医」でもあります。


それらの、
てんかん専門医」と「小児神経専門医」は、
以下のウェブサイトから探すことができます。

「てんかん専門医」
日本てんかん学会:専門医名簿
http://square.umin.ac.jp/jes/senmon/senmon-list.html

「小児神経専門医」
日本小児神経学会:小児神経専門医一覧
http://child-neuro-jp.org/visitor/sisetu2/senmon_simeilist/map_simei.html

また、
専門医」の有無に関わらない、
てんかんを診療する医師」は、
以下のウェブサイトから探すことができます。

てんかん診療ネットワーク
http://www.ecn-japan.com/

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2012年11月21日 (水)

てんかんの専門医のかかり方

てんかん」と診断されたら、
てんかん専門医」にかかるべきなのでしょうか?
(子どもであればてんかんを診療する「小児神経専門医」を含みます)

必ずしもそうではありません。


子どものてんかんの多くは、
お近くの「かかりつけ」の病院でも、
しっかりとした診療を受けることができます。


それでは、
はたしてどのような場合に、
てんかん専門医」にかかるべきなのでしょうか?

ひとつは、
診断がつかない時です。

子どもはいろいろな動きをします。
なかには「てんかん発作」とまぎらわしいものもあります。
そしてそれらは症状の聞き取りと脳波の検査だけでは、
てんかん」かどうかわからないこともよくあります。

そのような時は、
むやみに抗てんかん薬を始めないで、
てんかん専門医」に相談する必要があります。

もうひとつは、
2~3種類以上の抗てんかん薬を内服しても、
てんかん発作」がなくならない場合です。

もしかしたら「難治てんかん
である可能性があります
しかし「みかけの難治てんかん」である可能性もあります

みかけの難治てんかん」にはいくつかの原因があります。

そもそも「てんかん」ではないかもしれません。
(立ちくらみによる失神でも「けいれん」することがあります。)
そうすると抗てんかん薬
もちろん効果がありません。

あるいは抗てんかん薬の種類があっていないかもしれません。
(テグレトールはミオクロニー発作を悪くすることがあります。)

そのような時は、
やみくもに抗てんかん薬を増やさないで、
てんかん専門医」に相談する必要があります。

それから、
難治てんかん」と診断された場合です。

具体的には、
・点頭てんかん(ウエスト症候群)
・重症乳児ミオクロニーてんかん(ドラベ症候群)
・レノックス・ガストー症候群
・ミオクロニー失立(脱力)発作てんかん(ドーゼ症候群)
・徐波睡眠時に持続性棘徐波(CSWS
ESES)を示すてんかん
・ランドー・クレフナー症候群(獲得性てんかん性失語)
が挙げられています。

これらのてんかんと診断された場合には。
てんかん専門医」による、あるいはその指示による、
(子どもであればてんかんを診療する「小児神経専門医」を含みます)
専門的な治療が必要とされています。(文献1)

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参考文献
[1] National Institute for Health and Clinical Excellence (NICE):
  The epilepsies: the diagnosis and management of the epilepsies
  in adults and children in primary and secondary care.
  http://guidance.nice.org.uk/CG137

2012年11月12日 (月)

患者さんはおおよそ300万人?

てんかんの「有病率」はおおよそ1%です。
このてんかんの有病率というのは、
一時点においててんかんのある人の割合になります。
ですので、
日本にはおおよそ100万人の患者さんがいることになります。
ちなみに、
この有病率は男性の肺がん、女性の乳がんと同じくらいです。

ところが、
てんかんの生涯における「累積罹患率」はおおよそ3%になります。
このてんかんの生涯における累積罹患率というのは、
一生涯においててんかんのある人の割合になります。
ですので、
てんかんの「ある」人と「あった」人を合わせると、
日本にはおおよそ300万人の患者さんがいることになります。

てんかんがよくある病気のひとつであることがわかります。

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参考文献
World Health Organization (WHO): Atras: Epilepsy in the world 2005.

http://www.who.int/mental_health/neurology/Epilepsy_atlas_r1.pdf

2012年11月11日 (日)

ラファエロの遺作『キリストの変容』とてんかん

ラファエロ・サンティ(1483年~1520年)は、
ルネサンス期を代表するイタリアの画家です。

Raffaello

彼は37歳の若さで亡くなりましたが、
それまでに多数の作品を制作しています。

その彼の遺作、
『キリストの変容』(1520年、ヴァチカン美術館所蔵)です。

Transfiguration_raphael

とても有名な絵画であり、
みなさんもどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか?

中央上にイエス・キリストが描かれていますが、
右下にはてんかん発作を起こした子どもが描かれています。

これは、
聖書の中に書かれている、
イエス・キリストがてんかんの子どもを治したことが
描かれています。

この子は「両側性非対称性強直発作」を起こしていますが、
現在ではその発作は
前頭葉の内側に原因があることがわかっています。

私の患者さんでは、
この発作が1日に何十回もありましたが、
その部位をてんかん外科手術で切除することにより発作が止まりました。

なお、
聖書には「
ケトン食療法」のもとである「断食」についても書かれています。
それについてはまた別に書いていきます。

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参考、出典

ラファエロ・サンティ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3

2012年11月 7日 (水)

てんかん専門医

ところで、みなさんは「てんかん専門医」をご存じでしょうか?

てんかん専門医」は「日本てんかん学会」という、
医師を中心とした学術団体により認定された専門医です。

日本の医師の総数はおおよそ30万人、
そのうちおおよそ2千人が日本てんかん学会に所属しています。

さらにそのうち、
てんかんの診療に従事している
・3年以上の正会員歴がある
・5年以上の研修歴、うち認定研修施設で1年以上の研修歴がある
・基盤分野の専門医である
 (小児科専門医、神経内科専門医、精神科専門医、脳外科専門医など)
・てんかんの論文が3編以上ある
を全て満たした医師が、
さらに、
・50人の患者さんの簡易な記述と5人の患者さんの詳細な記述
を提出し、
・筆記試験
・口頭試験
に合格すると、
てんかん専門医に認定されます(文献1)。
この基準は専門医のなかでも厳しい方だとされています。

てんかん専門医はまだ400人くらいしかいません。
てんかんの患者さんはおおよそ100万人とされていますので、
てんかん専門医1人が患者さん2千5百人を担当する計算になります。
医師の診察の時間を週6日、1日8時間としますと、
月1回の診察でも患者さん1人にわずか4.8分の計算になってしまいます。

少しでも多くの医師がてんかん専門医を目指してくれることを期待します。

ご近所のてんかん専門医は、
「てんかん診療ネットワーク(ECN-Japan)」のウェブサイト
http://www.ecn-japan.com/
で検索することができます。

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参考文献

[1] 日本てんかん学会 専門医制度諸規則
    
http://square.umin.ac.jp/jes/senmon/senmon-kisoku.html

ブログを読まれる前に

  • このブログの記事は、
    あくまで一個人の見解です。
    診療を提供するものではなく、
    記事の解釈により生じた問題に
    責任を負うものではないことを、
    あらかじめご理解ください。

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